ぼのぼの
ぼのぼの、楽しいことは必ず終わるし、苦しいことも必ず終わる。この世にあるのは全部必ず終わってしまうことばかりだ。なぜだと思う?それはたぶん、生き物というものが何かをやるために生まれてきたわけじゃあない証拠だろう。【劇場版】スナドリネコ
今回DOが紹介するのは伝説的アニメぼのぼのです。
原作の漫画、テレビアニメ、劇場版なんかがありまして今回紹介するのは主に映画の話です。
見てもわかるように非常に愛くるしい絵柄で癒し系な感じの作風なんですが、テーマが非常に哲学的なものを扱っていることでも有名です。
主人公のぼのぼのや周りの友達が子供からの目線で世界をどういう風に捉えていくのか、そしてそれに対する大人たちの回答などから、人生や世界について考えさせられてしまいます。
ぼのぼのあなどるなかれ、です。
中でも劇場版は原作者のいがらしみきおさんが監督脚本絵コンテまで手掛けていて、かなり本気の仕上がりになっています。
癒し系と思いきやメッセージ性MAXな内容にびっくりするかもしれません。
「楽しいのって、どうして終わってしまうんだろう。」
ぼのぼののこの素朴な疑問を中心に物語は進んでいきます。
こういったとても純粋な子供だから持てるこういった疑問に対して、大人になって今一度ゆっくり考えてみると新たな発見がある気がします。
そしてかなり仏教的な哲学が根底に表現されていて、根本的な生き方について考えさせられるという、おだやかでありながらも見逃せないストーリー進行になっていて本当に名作です。
見終わったあとの満足感はハンパないのでぜひ見てみてください。
しかしDVDのレンタルはないのでYoutubeしか無理かな〜(笑)
ぼのぼの名言集(上) 「今日は風となかよくしてみよう」 (竹書房新書)
- 作者: いがらしみきお
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2012/12/24
- メディア: 新書
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